


MighTV システムのご紹介
PC用TVチューナーは、PC周辺機器として発展してまいりましたが、近年のPC出荷量の落ち込み、タブレット、スマホなどの台頭に伴うOSの乱立などの状況から、商品ベクトルの抜本的見直しが必要であると考えます。
キャリア等が推進するストリーミングサービスが拡大していくことに異論はありませんが、 無料コンテンツであるTV需要は一定シェアを維持するものと考えます。
本システムは、TVの利用形態などの変化やメディア機器の勢力変化に対応した、より訴求力ある商品開発を提案するものです。
MighTV システムの概要
MighTV は、Andriod/LinuxベースのCPUボードにTVチューナを組み合わせたTV サーバ&クライアントシステムです。
サーバは受信信号処理、録画及び配信を行い、各クライアントはライブ視聴、録画番組視聴、番組表からの予約などが可能です。
クライアントはiPhone、iPad、Android、Kindle Fire、MacOS、Windows 8.1用が用意されています。すなわち、主要なすべてのデバイスで利用が可能です。

さらに、「NexTV-F」規格に対応していますので、ローカルネットワークだけでなく、屋外でのリモート視聴が可能です。
PC依存しませんので、 PCや無線ルータも不要で、完全にスタンドアローンで利用可能な、新形態のTV、レコーダとして機能します。
商品ターゲット
従来、チューナー販売はPCユーザーがターゲットでしたが、近年、ルータにチューナーを組み込み、タブレットやスマホユーザー向けデバイスも販売され始めています。
脱PCの流れの中、MighTVシステムは、ルーター、NAS、ドングルPCなどへのチューナーの組み込みにより小型で、軽量かつ、安価な新しいスタイルのテレビを提案します。
TVセットはリビング、PCはチューナーでという従来の利用方法を超え、MighTVシステムのコンセプトは個人ベースでTVを楽しめる視聴環境の提供にあります。
MighTVはWi-Fi接続でどこからでもアクセス出来るだけでなく、NexTV-F規格に準拠していますので、遠隔地からも利用いただけます。
さらに、複数台のMighTVを利用している時、それらはネットワークされ、いずれにも、どこからでもアクセス可能です。
MighTVシステムのキーワードは、小型軽量、スタンドアローン、マルチクライアント、リモート視聴サポートです。
開発ターゲット
NASやルータなどにチューナーを組み入れることが最短の方法ですが、商品カラーを明確にする必要があると考えます。
例えば、NASをターゲットとした場合、リビングTVで録画した番組の配信のサポートを考えざるを得ませんが、その場合、開発コストが大きくなります。
また、仕様を広げすぎると、NASが商品なのか、チューナーが商品なのかなど、商品コンセプトが不明確になる可能性がありますので、事前の十分なコンセプト設計が重要です。
利用イメージ
テレビを持ち出せるしようとすると、上記ように様々な場面での利用が想定されます。
特長
マルチプラットフォーム
PC、タブレット、スマホなど主要な端末やOSに対応しています。 また、今後の展開が予定されている新規OSにも対応が容易です。
現在用意されているクライアントは、iPad、iPhone、Android、Kindle Fire、Windows 8.1、Macintoshです。
各クライアントソフトのUIについては、右上のリンクから動画をご覧ください。
フルスペックTVサービス
視聴だけでなく、録画、録画再生、EPG番組表からの予約録画、音声多重対応、字幕表示、クライアントからのチャンネルスキャンなどフルスペックのサービスを提供します。
PC依存からの脱却
プラットフォームごとのソフト開発が不要で、 開発リソースの削減、集中が可能になります。
また、PC/タブレット/スマホ等は変革の時代にあり、市場は刻々と変化しています。本システムでは、新たなプラットフォームにも対応が容易です。
効率化
開発リソースの低減は製品化に至る時間短縮や、大きなコストダウンに繋がります。
また、デバイスやOSの変化速度が速い為、時間を掛けて開発を行う場合、完成時にはニーズに合わなくなるリスクが排除できません。
差別化
TVメーカーやキャリアとは 明確に異なる商品展開が可能です。
また、NexTV-Fサポートにより、従来のチューナー製品とは異なるベクトルでの商品展開が可能です。
オフラインサービス
ストリーミングサービスと異なり、完全なオフラインサービスにできます。
オンラインサービスとしては、いくつかの機能をオプションとして用意しており、更にご要望により追加が可能です。詳しくは諸元のページをご参照ください。
マルチ OS プラットフォーム
サーバはLinux版とAndroid版を用意しており、ハードウエアに合わせて選択可能です。
サーバ ハードウエア要求仕様
Linux サーバ仕様
サーバ CPU | ARM 700MHz以上 |
サーバ OS | 応談 |
ネットワーク | 自動切替 Ethernet / WIFI / SoftAP |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac |
録画ストレージ | 16GB以上の内部Flashまたは内蔵microSD またはHDD/Flash (内蔵または外付) |
録画時間 | 32GB SDの場合、20h(標準)または40h(長時間モード) |
チューナー | HWトランスコーダ内蔵を推奨 |
リモート設定 | UPnP、NAT PMP |
Android サーバ仕様
サーバ CPU | RockChip 3066 / Allwinner A10 相当以上 |
サーバ OS | Android OS 4.0 以降 |
ネットワーク | 自動切替 Ethernet / WIFI / SoftAP |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n/ac |
録画ストレージ | 16GB以上の内部Flashまたは内蔵microSD |
録画時間 | 32GB SDの場合、20h(標準)または40h(長時間モード) |
チューナー | HWトランスコーダ内蔵を推奨 |
リモート設定 | UPnP、NAT PMP |